N・フィールドは、2003年大阪で創業し「地域社会における在宅医療サービスを通じて、安全・安心・快適な生活環境を創造し、人々のライフプランに貢献する」という理念を掲げ、精神科訪問看護ステーション「デューン」を全国に展開してきました。
現在（2023年12月末時点）では、全国に226拠点を置き、医療・福祉の有資格者1,500名、従業員数1,800名の体制でより多くの地域にサービス提供できる体制を築いています。
厚生労働省の調査では、精神疾患を有する患者数は614万人と年々増加しており、入院医療から地域生活中心へ移行する取り組みは変わらず進められています。
地域共生社会の実現に向けて、身近な地域で包括的に支援が受けられる地域包括ケアシステムの構築が推進されていることから、当社においても、看護師・作業療法士・精神保健福祉士・相談支援員・宅地建物取引士の雇用を進めており、多職種連携を通じて地域移行・定着支援に取り組んでいます。
医療・看護の業界に目を向ければ「2025年問題」が差し迫っており、少子高齢化による人口構造の変化から看護師の不足は避けられない課題であり、事業の在り方に変化が求められています。

ご利用者様の支援ニーズが多様化・複雑化するなかで、その要望や意思に寄り添った支援の提供には、訪問看護だけでなく居住支援や相談支援といった包括的な支援体制に加えて、質の高いサービスを提供できる人材の育成がますます重要になると考えています。
この事業の原点は、人と人のつながりによる支援であり、これからも人が中心となって支援が行われることに変わりはないと確信しております。
ご利用者様お一人おひとりにとっての質の高いサービスとは何かを考え追求し続けることが、人や組織の成長を促し会社の原動力となります。
私たちは社会の医療・福祉を支える一員として、その原動力をもとに社会課題の解決に貢献してまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。