#2 精神保健福祉士

心の距離を少しずつ縮め、ともに歩める楽しさがある

業務内容Business content

精神疾患を有する方が退院後スムーズに社会生活が営めるよう、看護師や作業療法士とチームとなってバックアップするのが私たちの仕事です。これから地域での生活に不安を抱えている方に対して、活用できる制度や就労支援・生活訓練施設などをご案内し、社会復帰をサポートしていきます。医療負担額が軽減できる制度や生活保護の受給など、利用できる社会資源はさまざま。ご利用者様が目指す未来像にそって、医療機関や福祉施設、行政機関とのネットワークをフル活用して最良の提案をしていくことが求められます。
また、医療機関などからの依頼を受け、訪問看護を受けるかどうか迷っている方に対して最初の入口となり、利用をご案内するのも私たちの役割です。当社では精神保健福祉士の訪問を無料でご提供しているため、警戒せず受け容れてくださる方が多く、よりたくさんの方の役に立てる喜びがあります。全国的に人数が少ない精神保健福祉士ですが、当社のように一つの会社に50名近く在籍しているのは非常に稀です。行き詰まった時も、全国にいる先輩方からたくさん助言をもらうことができます。

Schedule

1日のスケジュール

  • 9:00 出社・ミーティング
  • 10:00 訪問①
  • 11:00 関係機関との連絡調整
  • 12:00 昼食
  • 13:00 訪問②
  • 15:00 受診同行
  • 17:00 担当者会議
  • 18:00 業務終了

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#1

N・フィールドの魅力について

自分らしい発想を生かして
アプローチできる面白さ

自由度が高い点です。例えば病院などでは、屋外に出ることはあまり推奨されませんが、当社ではご利用者様を慮っての提案ならば、むやみに禁止されることはありません。家に上がってほしくないご利用者様の場合、「外で散歩しながら話しましょう」と提案するケースもあります。「そんな対応してくれる人は今までいなかった」と喜んでくださり、外で交流を深めるうち、「家に来てみる?」と心を開いてくれることも。他にも掃除をしたりスポーツをしてみたり…と色んな手段で距離を縮めることができます。「まずは試してみたら良い」という会社の体制は、とてもありがたいですね。

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#2

入社を決めた理由は?

深い専門性を発揮して
ご利用者様の役に立ちたい

中学の頃、精神保健福祉士の方にお世話になったことがきっかけで、自分も支援者側になりたいとこの道へ。精神科病院で1年の実務経験を積み、国家資格取得後クリニックに就職。そこで訪問看護の部署に配属されたのですが、制度の説明に終始することが多く、ご利用者様の役に立っている実感をあまり持てない日々。もっと専門性を発揮したいと考えていたところ、当社の精神保健福祉士の募集を目にしました。医療機関とは違い、訪問看護は精神保健福祉士が訪問しても診療報酬点数になりません。なぜこの企業は無償の支援を行うのか?そう興味をかき立てられるまま、門を叩いていました。

つながりを創るには心が和む雰囲気作りが大事!

話しやすい雰囲気作りを心がけています。例えばいつも持っていくカバンに奇妙なキャラクターのキーホルダーをぶらさげたり、ヘンテコな靴下をはいていったり。少しでも笑顔が生まれて場が和むと心の距離が縮んで、「くだらないことを聞いても良いのかも」と思ってくださいます。そうすると、自然と雑談を交わせるようになり、少しずつ悩みを相談してくれるようになるんですよ。

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